ネパールに引っ越してきました
「や、やっと来れた」
これは約1ヶ月前、ネパール・トリブバン空港に降り立った時の私の正直な気持ちである。
というのもネパール人の旦那さんが先に帰国したのは2019年の夏のこと。
その年の年末年始に下見を兼ねてネパールを訪れて「まっ、春にはまた一緒に暮らせるからね〜」と夫婦ともども呑気にしていましたが…
2020年明けてまもなくコロナの嵐が世界中で吹き荒れた!
移住に向けて長年勤めていた会社も退職し、アパートも引き払った状態だったので私は1人実家で頭を抱えていた。
しゃーない、状況を見据えて行けそうになったら直ぐ動こう。
無職になっても年金、保険、生活費でガンガンお金は出ていく。
いざその時が来たらサクッと辞められるように派遣や事務のパートに就き、小金をせっせと稼いで貯金を死守することに努めた。
そんな中コロナ禍でもネパールへ渡った人たちの存在をTwitterで知り、「もしかしたら、タイミング次第で行けるかもしれない?」と変な確信を持つようになった。
2021年の春、移住決行日すなわち渡航日を決定!
10月1日の航空券をポチった…勢いって大事なんだけど…
ポチって一週間後くらいにデルタ株が猛威を振るい始めた!!
なんかもうタイミング測れなくて長縄跳びにいつまでも加われない人状態だぞ、私。
このままだと「ネパール行く行く詐欺」になってしまうっ。
ロックダウン、入国規制、定期便運休…もう個人では何も出来んがな…
ギリギリまで様子見をしていたけど航空券をキャンセルし10月末に変更した。9月頃のネパールは指定ホテルでの10日間隔離を条件に入国を認めていた。この他に保険加入証明が必要だったり手間とお金が掛かる様子。この1ヶ月で状況が好転してくれればとの願いが届いたかどうか知れないけれど
9月下旬、入国規制緩和。ワクチン証明で隔離免除!
自治体の摂取日を待たず、大規模会場で接種した私ってばグッジョブだわ。しかもアライバルビザも復活するという。
これは…ここで何としても行くしかない!
たまたま渡航予定と規制緩和のタイミングが合って、10月末にネパールの土を踏むことができた。旦那さんとは1年10ヶ月ぶりの再会。私も耐えたけど旦那さんもよく頑張った。
まだまだ嵐の中だけど、どんな暮らしをデザインしていこうかワクワクしてる。