日本で結婚した方は必読!ネパールの婚姻手続き 〜必要書類編〜
先日、旦那さんの本籍地で婚姻手続きを済ませてきました!
私たちは日本で先に手続きをし、その次にネパール本国で手続きをしました。
当事者になって初めて分かったのですが、このパターンの手続きの仕方はネットで調べてもほとんど情報が出てきません。また旦那さんが関係機関へ問い合わせしてもモヤっとした回答ばかりでした。
現在、ネパール側の手続きは在日ネパール大使館では受付しておらず本国で行う必要があります。手続きのためにネパールへ渡航する…これだけでもハードルが高いのに、得られたのは断片的な情報と現地に行くまで詳細が分からないという不安…結婚というおめでたい事なのに何てストレスなのでしょう(T_T)
手続きはスムーズではなかったけど、是非とも情報をシェアしたい!これから結婚するよ!という方の不安と負担を軽くするお手伝いができたら幸いです。
前置きが長くなりましたが必要書類と手続きの流れを紹介します。
(2021年10月現在)
尚、紹介する書類が法律の改定や各地方で必ずしも該当するとは限らないので事前に現地に必要書類の確認を取るようお勧めします。
日本で用意しておくもの
・戸籍謄本
本籍地と居住地が異なる場合は時間がかかるので早めにご準備を!
・在日ネパール大使館発行の婚姻報告証明書(下の写真)
日本側で婚姻が成立したことの報告を受けた証明書です。
発行には婚姻届受理証明書が必要です。
確か発行に5000円くらいかかったような…
(補足)現地で手続きの際、次に紹介する婚姻証明書の効力をさらに強める意味合いで自己判断で用意しました。
ネパールに来てから用意するもの
・日本大使館発行の婚姻証明書
戸籍謄本を元に英文で発行されます。
手数料は1300Rs
事前に来館予約が必要なので注意(2021年10月現在)
・日本人配偶者の出生証明書(両親の氏名と関係性が記載されたもの)
これも戸籍謄本を元に日本大使館で発行できます。
手数料は1300Rs
(補足)こちらも念の為に自己判断で用意しました。
↑日本大使館の手数料一覧
日本人配偶者が用意するもの
・パスポートコピー
・ビザのコピー
・証明写真
使用するのは1枚だけど少し多めに用意しておこう。
ネパール人配偶者が用意するもの
・ナガリタ(身分証)のコピー(表裏の両方)
・証明写真
・保証人5人のサインとナガリタコピー(表裏の両方)
家族や親戚、友人などにお願いしよう。
役所に出向く必要があるので早めに話をしておくと良いかも。
無事手続きが済んだら感謝の気持ちを伝えようね!
ここからは手続きの手順です。
婚姻手続きがネパールが先なら裁判所ですが日本が先なら役所で行います。
ネパール人配偶者の本籍地(ナガリタを発行した場所)の役所に行きましょう!
まず役所で婚姻手続きをする旨を伝えて申請書を貰います。
氏名、生年月日、IDまたはパスポート番号、両親と祖父の名前などをそれぞれ記入します。記入項目に宗教もあるのがネパールならではですね。
記入が終わったら両人の拇印(左右両方)を押します。
申請書と併せて前述の書類と証明写真、保証人のサイン(専用用紙あり)も提出します。
申請書の内容を元に婚姻証明書が発行されます。
本発行の前に内容確認を必ずして下さい。
とんでもないスペルミスがあって私は3回やり直しさせました。
なぜ申請書通りに入力できないの…
内容に間違いがなかったら写真が貼られ、担当者が承認印を押しサインをしてくれます。これでネパールの婚姻証明書の発行完了です。
おめでとう!
ちなみに発行手数料は200Rsでしたw
最後にもうひとつ…
以上のような流れですが手続きをするのがネパールの役所だということを忘れないでくださいね。トラブルが起きてもネパール人配偶者(とその家族など)と力を合わせて乗り越えて下さい!健闘を祈るっ!!
私のドタバタした婚姻手続きの様子も後日紹介したいと思います。
※この記事が参考になった、役に立ったらサポートを宜しくお願いします。私はおひねりでスンタラ(みかん)を買います(*^^*)